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6.学習を振り返る

 

学習内容の要約を作成する

 PBL授業に参加した学生は、問題に取り組む過程で様々なことを学習するでしょう。この経験は、講義を聞いたり筆記試験を受ける学習とは違った経験です。グループのメンバーで次のような点を議論し、この間に学習したことを文章や図表にまとめる作業をしましょう。

  • 新たに学習した内容(理論・定理・概念・事実・学説等)は何か
  • この学習で身についた知識は、他にどのような場面で使えるのか
  • 新たにできるようになった技術(技能・手技・操作・ノウハウ等)は何か
  • もっと学ぶべきであったと思う点はないか、さらに学んでみたいことはあるか

 こうした内容を文章でまとめることは、自分が学習を通じてどのように成長したかを文章等で示すことです。この作業で重要なことは、どんな小さなことでも漏らさず記述する、とにかくたくさん記述することです。この作業を、「省察」と呼びます。

 この作業の具体的な方法は、個別の授業毎に教員から指示されます。教員の指示に従って取り組んで下さい。代表的な例としては、レポート課題の中に上の4点を記述する、教員が配布する省察用ワークシートを記入する、などがあります。